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仮想通貨をポートフォリオに入れるなら何%まで?普通の家庭で考えるリスク管理

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個人投資マン

会社員の個人投資家です。SBI証券を利用し、夫婦のNISAと子ども2人分のジュニアNISA時代から運用しています。Marriott Bonvoy系カードも利用中です。 このブログでは投資とクレジットカードを、費用・使う条件・管理の手間から比較します。利用経験、公式情報の調査、仮定の試算を分けて掲載します。

暗号資産を資産の何%まで持つかは、「5%なら安全」といった数字だけでは決められません。同じ5%でも、資産200万円なら10万円、2,000万円なら100万円です。必要なのは比率を、家計が受け止められる損失額へ変換することです。

まず、何に対する比率なのかを固定する

この記事の計算では、生活防衛資金と近い将来に使う予定のお金を除いた「運用対象資産」を分母にします。家計の全金融資産で管理する方法もありますが、途中で分母を変えると上限の意味が変わります。

たとえば全金融資産が500万円でも、生活用・教育費などで300万円を別に確保するなら、運用対象は200万円です。暗号資産20万円は全金融資産の4%ですが、運用対象資産では10%。「4%しか持っていない」と考えると、運用内の偏りを見落とします。以下はすべて説明用の仮定で、筆者の保有額ではありません。

仮想通貨をポートフォリオに入れるなら何%まで?普通の家庭で考えるリスク管理の確認ポイントを整理した本文図解
家庭の資産配分で考える

80%下落と全額喪失の両方で試算する

運用対象資産200万円で、ほかの資産は動かないと仮定します。80%下落は計算用のストレス条件であり、最大損失や予測ではありません。価格以外の事故も考えるなら、投入額がすべて戻らない場合も確認します。

暗号資産の比率保有額80%下落時の損失全額を失う場合
1%2万円1万6,000円(全体の0.8%)2万円
3%6万円4万8,000円(全体の2.4%)6万円
5%10万円8万円(全体の4%)10万円
10%20万円16万円(全体の8%)20万円

「8万円減っても大丈夫」は、気分だけで判定しません。積立や支払いを続けられるか、取り返すために追加資金を入れたくならないか、家族との資金計画を変えずに済むかまで確認します。不安なら、比率を下げるか0%にする選択ができます。

許容損失から上限を逆算する方法

暗号資産だけの損失を「運用対象資産の2%以内に収めたい」と仮に置く場合、80%下落シナリオでの比率上限は、2%÷80%=2.5%です。200万円なら5万円を保有し、80%下落で4万円の損失となります。

ただし、5万円の全額を失うと損失は2.5%になり、2%を超えます。全額喪失でも2%以内にしたいなら保有上限も2%です。計算した上限は「そこまで買うべき額」ではなく、超えないための限界線です。

この考え方は現物を自己資金で買い、追加投入しない仮定です。レバレッジ取引、借入れ、貸付サービスなどでは損失や回収条件が異なるため、同じ表で判断できません。

株式も同時に下がるケースを加える

運用対象の50%を株式、5%を暗号資産、45%を現金とする架空例を考えます。株式が30%下落すると全体への影響は15%、暗号資産が80%下落すると4%。同時に起きれば全体は19%、200万円なら38万円減ります。

暗号資産だけの8万円を受け止められても、合計38万円では厳しいことがあります。暗号資産を追加すれば必ず分散効果が得られる、とは置かず、株式と一緒に下がる条件でも試します。相関は固定ではなく、試算も将来の損失を上限保証するものではありません。

上限には「金額」と「比率」の2本を置く

最初の購入額を小さくしても、値上がりや買い増しで配分は変わります。暗号資産10万円・ほか190万円で5%だったものが、暗号資産だけ20万円になると、20万円÷210万円=約9.5%です。

  • 購入前:累計で追加してよい金額を決める
  • 保有中:現在価値での比率と、点検する幅を決める
  • 上昇時:比率超過なら新規購入停止・売却などを比較する
  • 下落時:比率が下がっただけで、自動的に追加資金を入れない

金融庁も暗号資産の価格変動やサイバーセキュリティなどのリスク確認を求めています。購入前の確認先は暗号資産交換業者登録一覧と注意事項です。比率を調整する具体的な手順は、ポートフォリオの見直し例で扱っています。

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