他社にNISAがなく、本人名義の通常楽天本カードを持っているなら、楽天証券は新しいカードや銀行を増やさずに投信積立を始められる候補です。 他社NISAで希望する投信を同等以上の決済条件で積み立てているなら、楽天カードを持っているだけで金融機関を変える理由にはなりません。家族カードだけでは楽天証券のクレカ積立に使えません。
私はSBI証券を利用しています。ここでは、本人名義の通常楽天カードをすでに持っている人が、初めてNISAを始める場合を中心に整理します。条件は2026年10月6日確認。
手持ちの楽天カードで、NISAの投信積立を始められる
楽天証券では、NISAの投資信託の積立代金を楽天カードで払えます。今のカードをそのまま使うので、日常の買い物に使うカードや引落銀行を入れ替えずに始められます。
証券口座とカードの名義は一致が必要です。 配偶者の本カードや、自分の名前が載った家族カードは使えません。クレカ積立は成人本人の口座が対象で、子どもの口座では利用できません。
現金積立との差は月1万円で年600ポイント
通常の楽天カードで、代行手数料が年率0.4%(税込)未満の対象投信を積み立てる場合、カード決済額の0.5%のポイントが付きます。毎月同じ金額を12回積み立てた試算は次のとおりです。
| 毎月の積立額 | 1年間の積立額 | 年間の決済ポイント |
|---|---|---|
| 1万円 | 12万円 | 600ポイント |
| 3万円 | 36万円 | 1,800ポイント |
| 5万円 | 60万円 | 3,000ポイント |
比較相手は、同じ投信・同じ金額を決済ポイントなしの現金で積み立てる場合です。投信を保有して受け取るポイントや運用益は含めていません。楽天ペイ残高など、別のポイントが付く支払方法との差でもありません。
ポイントを使わず全額カード決済し、0.5%の条件が続くと仮定しています。通常カードでも対象投信の条件によって1%になる場合がありますが、高い還元率を得るために、運用費用の高い投信を選ぶ理由にはしないでください。
楽天銀行や有料カードを追加しなくても始められる
手持ちカードの便益は、契約を増やさず決済ポイントを受け取れることです。始める際に、次の三つをまとめて変更する必要はありません。
| 迷いやすい準備 | 今のものを使う判断 |
|---|---|
| 楽天銀行も開設する? | クレカ積立の開始条件ではありません。カード代金は今の本人名義銀行で支払えます。 |
| ゴールドなどへ変更する? | まず通常カードのまま始められます。有料カードは年会費を含めた別の判断です。 |
| 買い物も全部楽天カードにする? | 積立に登録するために、日常の支払いを移す必要はありません。 |
クレカ積立の上限は月10万円です。積立代金もカードの請求に加わるので、買い物分を合わせた利用可能額と、引落銀行の残高を確認しましょう。
カードを用意する手間なく、口座とNISAを申し込もう
他社にNISAがない方は、楽天証券の総合口座の有無で申込先を選びます。総合口座があれば、自分の口座からNISAを追加で申し込みます。総合口座もなければ、総合口座とNISAを一緒に申し込みましょう。
「スマホ撮影で本人確認」を使うなら、本人の有効なマイナンバーカード・撮影できるスマホ・メールアドレスを用意します。
開設と初期設定を終えたら、手持ちの楽天本カードを登録し、買いたい投信・NISAのつみたて投資枠・毎月の金額を設定します。
他社にNISAがある人は、新規開設ではなく金融機関変更の手続きが必要です。2026年10月時点で楽天への変更は2027年分となるため、重複して新規NISAを申し込まないようにしてください。