海外出張や一人旅で、搭乗前に食事を取り、落ち着いて待ちたい。そのために本人が対象ラウンジを年4〜5回使う予定なら、楽天プレミアムカードは候補になります。年会費は11,000円(税込)。Priority Pass(プライオリティ・パス)の対象ラウンジを、本人は年5回まで無料で利用できます。
国内のカードラウンジを年2回ほど使うだけなら、年会費2,200円の楽天ゴールドカードとも比較しましょう。 家族全員のPriority Pass利用を無料にしたい場合は、プレミアムの家族カードでは実現できません。旅行の人数と、使うラウンジの種類から選ぶと、必要なカードを絞れます。
自分に近い目的から読む
本人がラウンジを使う予定なら年会費を回数に配分する例へ。積立もしているなら通常・ゴールドとのポイント差、家族で使うなら家族分の料金を先に確認できます。
楽天カードの本カードを初めて申し込む方は、下の案内から申込条件を確認できます。すでに本カードを持っている方は、切替・2枚目追加の手続きを先に確認してください。
通常・ゴールド・プレミアムは、使う場所で選ぶ
| 目的 | 最初に比べる候補 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 日常の買い物と生活費が中心 | 楽天カード 年会費0円 | 通常の買い物は3券種とも基本1%。一部の支払先は別料率 |
| 国内の対象カードラウンジを少回数使う | 楽天ゴールド 年会費2,200円 | 対象ラウンジを年2回まで無料。Priority Passは付かない |
| 本人が対象のPriority Passラウンジを使う | 楽天プレミアム 年会費11,000円 | 本人年5回まで無料。別途申込が必要。同伴者・6回目以降は有料 |
年会費は税込。条件は2026年9月15日に確認。ゴールドの国内ラウンジは毎年9月1日〜翌年8月31日で回数を数えます。プレミアムのPriority Passはデジタル会員証の発行日から1年間で、国内・国外の対象利用を合算します。どちらも「1往復=1回」ではなく、ラウンジの利用ごとに数えます。

同じ空港でも、カード本体で入るラウンジとPriority Passで入るラウンジは別の場合があります。「楽天ゴールドで成田を使える」ことから、後で紹介するNOAにも入れるとは判断しないでください。すでに別のカードで必要な施設を無料利用できるなら、その特典と重複する分は追加価値に数えません。
年4回なら1回2,750円。その待ち時間に払いたいか
たとえば年2回の海外出張で、往路・復路に1回ずつ対象ラウンジを使うなら年4回。ほかの特典を使わない場合、年会費を実際の利用回数で割ると次の金額になります。
| 本人の利用予定 | 1回に配分する年会費 | 判断すること |
|---|---|---|
| 年2回 | 5,500円 | 長い乗り継ぎなど、その時間に払いたい額か |
| 年4回 | 2,750円 | 年2回の往復で対象施設を使えるか |
| 年5回 | 2,200円 | 回数を消化するためでなく、予定の旅程で使えるか |
11,000円÷利用回数の試算です。公式の都度料金や節約額ではありません。家族カード・同伴者料金、ポイント等の特典を含めていません。
比べる相手は「ラウンジの定価」だけではなく、カードがなければ自分が実際に払う予定の金額です。仮に、空港で食事1,500円と飲み物500円を買う予定なら、年4回で8,000円。ラウンジ内で同じ目的を満たせる場合でも、年会費との差3,000円は、席で休めることや作業できることに払う額と考えます。食事を別に買うなら、その分は節約になりません。
反対に、毎回500円の飲み物だけで足りるなら年2,000円。ほかの特典がなければ追加負担は年9,000円です。ラウンジの落ち着いた時間がほしい人には価値があっても、節約目的だけでの申込みとは分けて判断できます。上記の食事・飲み物代は比較用の仮定です。
成田第1ターミナルなら「NOA」を使える旅程か確認する
具体例は、成田空港第1ターミナルのI.A.S.S Superior Lounge -NOA-。国際線の保安検査・出国審査の後、3階の26番ゲート近くにあります。営業時間は7:30〜21:00、施設側の最終受付は20:40。Priority Passの案内では滞在は最大2時間です。
| 使う予定に数えやすい旅程 | この施設をあてにしない旅程 |
|---|---|
| 第1ターミナルから国際線で出発し、出国後に食事・休憩の時間がある | 第2ターミナルからの出発、国内線のみ、開館前に搭乗する便、到着してそのまま入国する旅程 |
子どもの同伴料金・無料対象年齢は、利用する会員制度と施設の条件を確認します。幼児を自動的に有料人数へ入れる必要はありませんが、無料とも決めつけず、申告する同伴者数と料金を受付時に確かめてください。混雑による入場制限もあり、会員証があれば必ず入れるわけではありません。
対象施設と予算が合うなら、次は準備へ
本人の旅程で使えるラウンジがあり、1回あたりの負担にも納得できる方は、新規・切替とPriority Passの準備へ進めます。積立や家族利用の別条件を、すべて読んでから決める必要はありません。
下の広告は楽天プレミアムカードの案内です。これから楽天カードへ初めて申し込む方は、年会費と申込条件を確認できます。すでに持っている方は、後述の切替・追加の区別も確認してください。
積立だけならゴールドも比較。増えるポイントから年会費を引く
楽天証券で、代行手数料が年率0.4%(税込)未満の対象ファンドをクレカ積立すると、通常の楽天カードは0.5%、ゴールドは0.75%、プレミアムは1%です。同じファンド・同じ積立額で、通常カードより増える分を計算します。
| 毎月の対象決済額 | ゴールド:増える年ポイント/年会費差引後 | プレミアム:増える年ポイント/年会費差引後 |
|---|---|---|
| 30,000円 | 900pt/−1,300円 | 1,800pt/−9,200円 |
| 50,000円 | 1,500pt/−700円 | 3,000pt/−8,000円 |
| 100,000円 | 3,000pt/+800円 | 6,000pt/−5,000円 |
通常カードを継続する場合との差。1pt=1円相当で使い、同額を12か月カード決済する仮定です。ポイントを積立代金に使う場合、その利用分はカード決済額から除きます。代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドは、ここで比べる3券種とも1%のため、この差はありません。積立の上限は月10万円です。
月10万円の対象積立だけなら、年会費差引後はゴールドが通常カードより年800円有利、プレミアムは年5,000円不利という結果です。 プレミアムの「年12,000ポイント」を丸ごと追加利益にしないことが大切です。半分の6,000ポイントは通常カードでも得られます。
したがってプレミアムを選ぶ理由は、積立に加えて使う旅行・買い物の特典にあります。投資には元本割れのリスクと商品ごとの費用があるため、年会費を回収するために積立額や商品を変えるのは避けましょう。
積立月5万円と火・木曜の買い物月3万円なら、残りは年4,400円
プレミアムで楽天市場特典を選ぶと、毎週火曜日・木曜日の対象利用は、カード利用額100円につき1ポイントが追加されます。税込のカード利用額が計算の基準で、この特典の上限は月10,000ポイント。通常カードでも得られるSPU等とは別の上乗せです。
予定している支出だけを使った例
対象のクレカ積立月5万円:通常カードより年3,000pt増
火・木曜の楽天市場利用月3万円:年3,600pt増
追加6,600pt − 年会費11,000円 → 残り4,400円
本人が対象ラウンジを年4回使うなら、1回に配分する残りは1,100円。
仮定のモデルです。楽天市場特典に登録し、本人の本カードで税込3万円を毎月対象日に決済。端数なし・上限内、1pt=1円相当として計算しています。家族カード利用分、誕生月、入会特典、ほかの優待は含めません。曜日を変えると失うキャンペーンや割引があるなら、その差も引きます。
ゴールドとも比べると、このモデルでプレミアムにする追加年会費は8,800円、増える積立ポイントは年1,500pt、楽天市場特典は年3,600pt。差引の追加負担は年3,700円です。ゴールドの国内ラウンジでは満たせない旅程やサービスに、その金額を払いたいかで選べます。
この使い方が自分の予定と重なる方は、申込方法と利用前の準備へ。予定にない買い物まで増やして、このモデルへ合わせる必要はありません。
家族カードを作っても、家族のPriority Passは付かない
プレミアムの家族カードは1人年550円(税込)ですが、家族会員のPriority Passは発行対象外です。本カードと家族カード1枚なら世帯の年会費は11,550円になります。
| 使うサービス | 本カード会員 | 家族の扱い |
|---|---|---|
| 国内の対象カードラウンジ | 本人は無料・回数制限なし | 家族カード会員も同条件。その他の同伴者は有料 |
| Priority Passの対象ラウンジ | 本人は年5回まで無料 | 家族カードは発行対象外。同伴者は原則1人1回35米ドル |
国内カードラウンジでは、利用する本人名義のカード本体と当日の搭乗を確認できるものを用意します。スマートフォンに表示した支払い用カード画面だけでは利用できません。
4人家族でPriority Passを使う費用例
本人の無料枠が残り、同行する3人が全員有料の場合、同伴者料金は1回105米ドル。往路・復路で1回ずつ使えば210米ドルです。家族カードの年550円を払っても、この料金はなくなりません。
円の請求額は為替レートと海外事務手数料で変わります。無料対象の子どもがいる場合は有料人数を減らします。「本人の年5回」を家族で分け合える仕組みではないので、家族全員で使う目的なら、現地で食事する場合の予算とも比べてください。
新規・切替を分け、出発前に会員証まで準備する
| 現在の状態 | 進め方 |
|---|---|
| 楽天カードを初めて申し込む | 新規入会として本人情報・支払口座等を準備。申込画面で対象条件を確認 |
| すでに楽天カードを持っている | 楽天e-NAVI等で、今のカードからの切替と2枚目追加のどちらが使えるか確認。新規入会特典と同じとは考えない |
| プレミアムをすでに持っている | カードを追加せず、Priority Passの申込・会員証・利用回数を確認 |
切替でカード番号等が変わる場合は、継続決済先の変更も確認します。楽天証券の積立に登録するカードも点検してください。毎月12日までの登録・設定が翌月注文に関わるため、切替だけで積立登録がすべて引き継がれたとは決めつけないようにします。
- カード到着後、楽天e-NAVIでPriority Passの招待コードを取得する。
- Priority Pass公式サイトで招待コードを使って申し込み、アプリへログインしてデジタル会員証を用意する。
- 使う空港・ターミナル・保安検査の前後・営業時間を照合する。楽天カード経由で対象になるのは「ラウンジ」で、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」区分は対象外。
- 利用回数と同伴者人数を確認する。本人6回目以降も1回35米ドル。回数のアプリ反映に時間がかかることがあるため、直近の利用も自分で数える。
発行日や出発までの到着は保証されません。カードだけでなく、会員証と使う施設の条件まで、旅行前にそろえておきましょう。
本人が使うラウンジの予定があり、通常・ゴールドとの差額にも納得できるなら、プレミアムを選ぶ理由があります。 初めて申し込む方は下の広告から条件を確認できます。既存会員は、まず楽天e-NAVIの切替・追加の案内で自分の手続き区分を確認してください。
旅行特典をあまり使わない方へ
日常の生活費を中心に選ぶなら、年会費無料のカードで支払先と家族の請求をまとめる方法から確認できます。
楽天カードは家計のメインに向く?月15万円の生活費で得する使い方を比較月15万円の生活費と家族の請求を、年会費無料カードで整理
旅行カード全般で年会費を比べたい場合は、同じ支出・使い切れる特典で差額を出す方法を使えます。
クレジットカードの年会費は元が取れる?無料カードとの差額で損益分岐点を計算無料カードとの差額と使える特典を、年額で比べる
年会費と特典を確認する公式案内
以下の公式案内を2026年10月6日に確認しました。申込や設定変更の前には、対象条件と最新の締切をリンク先で確認してください。