家族のスマホ代を下げたいと思って料金表を開いても、「割引適用後」「実質」「期間限定」が並ぶと、結局いくら払うのか迷ってしまいます。
結論は、家族全員を同じ会社にそろえる前に、一人ずつのデータ量・通話・相談先を確認することです。使い方が違えば、合う回線も違います。
この記事は2026年9月6日に公式情報を確認した比較記事です。実際の契約・通信品質を試したレビューではありません。本稿にはアフィリエイトリンクを掲載していません。
まず通常料金を比較する
以下は国内利用を中心にした整理です。金額は税込の月額で、端末代、対象外の通話・SMS、各種手数料、ユニバーサルサービス料等は含みません。ポイント還元を月額料金から引いていません。
| サービス・プラン | 通常の容量と月額 | 国内通話の基本的な扱い |
|---|---|---|
| 楽天モバイル・Rakuten最強プラン | 3GBまで1,078円/3GB超~20GBまで2,178円/20GB超3,278円 | Rakuten Link利用で対象の国内通話が無料。標準電話アプリは原則22円/30秒 |
| UQ mobile・トクトクプラン2 | 30GB・4,048円。月の利用量が5GB以下なら1,100円引きで2,948円 | 原則22円/30秒。通話オプションは別料金 |
| UQ mobile・コミコミプランバリュー | 35GB・3,828円 | 1回10分以内の対象国内通話込み |
| ahamo | 30GB・2,970円。大盛り追加で合計110GB・4,950円 | 1回5分以内の対象国内通話込み |
楽天モバイルは使った量で段階的に料金が変わります。20GB超は国内データ容量の上限を設けない方式ですが、混雑時などには速度制御があります。楽天モバイルのプラン詳細
UQの2プランは通話の含まれ方が違います。トクトクプラン2が常に安いわけではありません。トクトクプラン2、コミコミプランバリュー
ahamo大盛りは、基本料金2,970円に月額1,980円のオプションを足す構成です。大盛りを付けても無制限にはなりません。ahamoの料金・データ量
ahamoの「現在40GB」と通常30GBは分けて考える
2026年8月1日から「データ増量おためしキャンペーン」が実施され、確認日時点では通常30GBに10GBが追加されて40GB、大盛りは120GBになります。料金は据え置きで、対象契約には自動適用されます。
ただし、終了後は通常の容量に戻ります。公式FAQには終了日が示されていないため、40GBを恒久的なプラン仕様として家計を組まないようにしましょう。ahamoのキャンペーン説明
UQは「自分に付く割引」を確認してから比べる
トクトクプラン2には、自宅セット割の月額1,100円引き、家族セット割の月額550円引き、au PAY カードお支払い割の月額220円引きがあります。自宅セット割と家族セット割は同時には付きません。
自宅セット割とカード割の両方が適用される場合、5GB超~30GBは「4,048-1,100-220=2,728円」。5GB以下の月は、さらに1,100円引きで1,628円です。対象のインターネットサービスや電気などの契約条件を満たす必要があります。割引条件と料金表
この金額だけを見ると魅力的でも、割引のために不要な固定電話オプションや高い光回線へ変えるなら、家庭全体では支出が増える可能性があります。既に使っている対象サービスで割引が付く家庭と、新たな契約が必要な家庭は分けて判断します。
一方、コミコミプランバリューには自宅セット割・家族セット割は適用されません。条件を組み合わせず、データと短い通話を一緒に使いたい場合の候補です。UQの新プラン案内・よくある質問
楽天モバイルにも、対象の家族グループに参加すると月額110円引きになる最強家族割があります。Rakuten最強プランなら、割引後は3GBまで968円、20GBまで2,068円、20GB超3,168円です。上の表は割引前なので、見積もりでは自分に適用される条件をそろえます。年齢別割引は別途確認してください。楽天モバイルの最強家族割
家族の使い方から候補を絞る
毎月の利用が少ない人
自宅や職場のWi-Fi中心で、月に数GBしか使わない人は、まず小容量帯で比較します。楽天モバイルの段階制は候補になりますが、3GBを超える月が多いなら、最小料金で予算を組むのは避けましょう。
また、この記事の3社だけが選択肢ではありません。月1~3GB程度で通話も少なく、オンラインで管理できるなら、小容量に特化した別の格安SIMも比較する余地があります。知名度の高い30GB前後のプランから無理に選ぶ必要はありません。
20~35GB前後と短い電話を使う人
データと短い電話をまとめたいなら、ahamoとUQのコミコミプランバリューを候補にできます。通話が「ほぼ5分以内」なのか、「5分を超えて10分程度になることが多い」のかで見方が変わります。
UQのセット割対象で電話が少ない場合は、トクトクプラン2も候補です。ただし、通話オプションを足すならその合計額で比較します。学校や病院との連絡があるからといって、必ずかけ放題が必要とは限りません。直近の明細で回数と長さを確認しましょう。
外出先で動画やテザリングを多く使う人
楽天モバイルの20GB超の料金帯と、ahamo大盛りが検討対象です。ただし、料金上の容量と、生活圏で快適に通信できるかは別の話です。
使う場所を確認せずに、自宅の光回線まで同時に解約するのは急ぎすぎです。家族が同時に使う時間やオンライン会議も含め、通信手段を残した状態で判断する方が無理がありません。
通話とサポートは「無料」の範囲を読む
楽天モバイルの無料通話はRakuten Linkというアプリの利用が前提です。UQやahamoの時間内無料通話とは仕組みが異なり、いずれも一部対象外の番号があります。普段の電話アプリや発信先を確認せずに、通話料がすべてゼロになるとは考えないでください。
対面の相談先を重視する場合も、店舗の有無だけでは不十分です。UQはUQスポットやau Style/auショップで相談できますが、初期設定やデータ移行などの作業範囲・費用は来店前に確認します。楽天モバイルも店舗によって対応サービスが異なり、データ移行は有料です。楽天モバイルのデータ移行サポート
ahamoはオンラインの手続きが基本です。ドコモショップのWeb申込み・手続きサポートは各3,300円で、本人が行う操作を補助するものです。「ドコモのプランだから店頭で何でも無料」とは限りません。ahamoの店頭サポート説明
最後は一人ずつ、同じ条件の見積もりを作る
候補を二つ程度に絞ったら、家族それぞれについて次の欄を埋めてみてください。
| 確認すること | 記入する内容 |
|---|---|
| データ | 直近3カ月の使用量と、多かった月の理由 |
| 通話 | よく使う相手・1回の長さ・必要なオプション |
| 毎月の支払い | 割引後の回線料+通話+必要な見守り・補償等 |
| 別にかかる費用 | 端末の残債・新端末・初期費用・店頭支援 |
| 続けて使える条件 | 自宅・通勤先の電波、家族が使える相談窓口 |
ポイントや期間限定特典は、毎月の支払いとは別欄にします。特典を受け取れなくても納得できる料金なら、比較の土台が安定します。
今日することは、家族一人の直近のデータ量と通話明細を確認することです。家族全員の一斉乗り換えを決める必要はありません。少ない使用量に大容量を付けないこと、必要な支援を削りすぎないこと。その両方を満たす回線を選びましょう。
確認した公式情報
確認日:2026年9月6日。料金・提供条件は変更されるため、契約前に公式サイトの最新情報をご確認ください。