要約
日本の長寿化社会において、持ち家購入は長期的な金融負担、老後の生活スタイルの変化、地価の変動、維持管理の負担、相続問題など複数のリスクを伴う。
これらの要因を総合的に考慮し、購入前に慎重な計画と判断が必要である。
もう・・・・持ち家は・・・・・
日本は世界でも特に長寿の国として知られています。
2021年のデータによると、平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳となっており、これは世界でもトップクラスの長寿国です。
しかし、この長寿化は多くの社会的、経済的な問題を引き起こしており、その一つが「持ち家を購入することのリスク」です。
そしてここに、日本人の収入の低さが絡んできます。
そんな残酷なこといわないでよ!?
給料は、この3年で100万くらいあがりましたか?
あがっていないなら、あなたの可処分所得はここ3年で大きく下がっています。
例えば日本はインフレでこの3年くらいで5%くらい物価上昇しました。
ただし、この数字はサービス業などを含んだ全体の数値になっているので、日用品などのいわゆる生活必需品に限って言えば高いものでは100%の上昇です。
特に野菜や卵などは酷いですね。
もはやインフレの話を詳しくする必要はないと思いますが、まだまだこれだけじゃありません。
- 増税リスク
- 円安リスク
が重くのしかかっています。
これらを考慮すると、体幹はしづらいですがおそらく以下のような感じになっていると思います。
3年前の世帯年収1000万円は、今で言うと750万円くらい。
そしてそこの傾向はさらに過酷になっていく。
ここ3年の間に日本はこんなことになってしまいました!?
もはや世帯年収1000万なんてたいしたことないんですよ、実質的には。
一番危ないのは、「俺は世帯年収1000万だから大丈夫」とか思ってしまいが地であると言うことですね。
で、ここに「増税・インフレ関係なく」もともと持ち家がはらんでいた問題も絡みついてきて、
とりあえず向こう10年は家買うのやめた方がいいぞ!
と言う状況です。
1. 長期的な金融負担
持ち家を購入する際、多くの人が住宅ローンを利用します。日本の住宅ローンは長期間にわたることが一般的で、返済期間が30年以上に及ぶことも珍しくありません。長寿化により、退職後も長い期間生きることが予想されるため、退職後の収入減による返済の負担が重くのしかかる可能性があります。
2. 老後の生活スタイルの変化
長寿化に伴い、健康状態や生活スタイルが変化することも考慮する必要があります。例えば、高齢になると階段の昇降が困難になる、維持管理が難しくなるなど、若い時に購入した家が高齢期の生活に適さなくなる可能性があります。これにより、再び住み替える必要が生じると、追加の費用や手間がかかります。
3. 地価の変動リスク
日本は人口減少が進んでおり、特に地方では地価の下落が顕著です。持ち家を購入する際には、将来的な地価の変動を考慮する必要があります。特に、退職後の生活資金として不動産を売却する計画を立てている場合、地価の下落は大きなリスクとなり得ます。
4. 維持管理の負担
家は購入後も定期的なメンテナンスが必要です。屋根や外壁の修理、設備の更新など、維持管理には相応の費用がかかります。高齢になると、これらの作業を自分で行うことが難しくなるだけでなく、必要な修繕を見逃しやすくなるため、予期せぬ大きな出費につながることもあります。
5. 相続問題
持ち家は相続の対象となりますが、相続人間での意見の不一致が生じることがあります。特に、使用していない家や地方の家など、相続人が利用する意向がない場合、維持管理の負担や売却に関する問題が生じることがあります。
それでも家が欲しい・・・・
私からはやめといた方がいいとしか言えないのですが、それでも家がどうしても欲しくなっちゃってる人は、必ず以下のサービスを使ってください。
条件を指定すると、収入などに合わせた無理のない借入先の中から最もお得なローンを教えてくれます。
間違っても「住宅メーカーとかが勧めてくるローン」をそのまま使わないようにしてくださいね!!!?!?!?
本当に金利が0.5%違うだけで総返済額が100万円単位で変わってきますから。
あと、無料で依頼できるのも嬉しいですね。