こんにちはー。システムエンジニアとして働く社畜です。
我が家には広めの庭がついていまして、その一部で畑をやっています。
で、なぜ畑をやっているかというと基本的には副業としてです。もう一つは自身のスキルアップもかねてスマホ開発を副業としようとしています。スマホ開発はようやく準備に取り掛かったところです。
なぜ副業を開始したのか。なるべく早めのFIREを目指しているわけですが、明らかなことが1つだけあって・・・
- 私は積み立てNISA/NISAごときではFIREできない
- 支出の削減という対策は早々に限界が来る
- 収入を増やすしかない
という真理です。
我々は副業無しではFIREを達成し得ない決定的な理由
FIREを目指すにあたって、副業の重要性は非常に高いです。なぜ副業が重要なのかを改めて確認しましょう ...
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私は積み立てNISA/NISAごときではFIREできない
シミュレーションをすればすぐにわかることなんですが、積み立てNISAとNISAを20年間やった場合で以下のようになります。
*NISAについては5年間しか購入はできないのですが、6年目以降は通常の投資信託を買っていくと仮定しての数値です。よって、NISAの20年後リターンには大きく課税されますので、実際のリターンはもっと減ります。
投資額は今実施している3万円と7万円です。
積み立てNISAの20年後リターン
積立額800万円に対し、20年後のリターンはたったの1200万円です。
NISAの20年後リターン
こちらはたったの3000万円にしかなりません。
20年後に4200万円もらって何か変わるのか?という問題
20年後といえば50歳くらいなのですが、その時に4200万円もらって意味はあるのか?ということです。
そらもちろん、老後資金としてはありがたいと思うのですがFIREを目指すという観点で言えば50才ってのが遅すぎますし、4200万円程度では仕事はやめられません。
というのも、積み立てNISAやNISA自体は老後の資産形成のための制度という側面が強いので、当たり前と言えば当たり前ですね。
3年後の我が家の状況を加味して再シミュレーション
我が家では、現在毎月10万円くらいの諸々のローン支払いがあります。これが無くなってからは投資信託に回すと仮定して投資額を17万円に増やして再シミュレーションしてみます。
毎月17万円突っ込んでようやく20年後に7000万円まで増えました。
積み立てNISAと合わせれば8200万円ですね。豊かな老後の足しにはなりそうですね。20年後というところ以外は・・・・
これ以外にも学資保険や個人年金、貯金などを合わせると月々の預貯金・投資額は24万円になります。この生活辛くないですかね・・・・共働きとはいえ、毎月24万円も貯金しますかね・・・・現時点で赤字にはなっていないので、別に問題なく生活はできるんですが楽しみがないというか。
支出の削減という対策は早々に限界が来る
こちらも考えるまでもないのですが、例えば月々20万円の収入があったとして、ここから節約によって得られる利益はいくらになるでしょうか。
家賃・光熱費・通信費などなど概ね固定費と言えるものは削減が難しいです。家賃を減らすために不便なところや古い建物に引っ越すことも考えられますが、家賃の低下に比例してQoLも低下していきそうです。光熱費の削減も高々千円くらいが限界じゃないでしょうか。
となると削るのは食費となって、外食をせず、飲み会も行かず、家では質素な食事をして切り詰めるか?くらいしかできません。
こんな生活では早々に気持ちが折れてしまいそうですね。
やはり、ある程度のQoLは維持しつつFIREを目指す必要があります。
そもそも、FIREは経済的自立を謳っているのですから、そのために経済を限界を超えて制限する(過度な節約)のは本末転倒ですね。
収入を増やすしかない
出を絞れない以上、入りを増やすしかありません。
とても単純な答えです。
そこで考え得る手段もまた非常にシンプルです。
- 転職して給与収入を増やす(起業含む)
- 副業をして給与収入以外を増やす
普通のサラリーマンにはこのどちらかしかありません。
どちらの手段がいいかは現在の自分の状況によって変わると思っています。一概に転職がいいとか起業がいい、副業がいいとは言えません。
私の場合で言えば、
- 給与は既に800万円近く
- 職種もIT系でツブシが効きやすい
こんな感じですから、転職しても給与が上がる可能性はあまりなさそうです。
それよりも社員として働きながら副業をして+αを得ていくのが良いのかなと考えました。
具体的には自分で開発などをしてアプリをリリースしたり、Excelの便利ツールを作って販売したりでしょうかね。
例えば他の条件なら判断は変わると思います。(職業の価値などなどは差し置いて、一般的な給与面のみで書きます)
- 保育士や介護士など、一般的に給与が低いと言われている職種についている → 別職種への転職
- 特別な国家資格などを持っている(医者、弁護士、税理士その他) → 起業、個人事業主
こういった選択肢が現実的かと思います。
ということで私は副業をします。
副業は垂直方向と水平方向で考える
カッコつけた書き方をしましたが、副業は垂直方向と水平方向で考えるのが良いと思っています。
難しい話ではありません。
個人的には、気軽に始められる垂直方向で副収入を得ながら、水平方向を模索していくのが良いのではないかと考えています。
垂直方向の副業
今自分が持っているスキルをベースとして副業にする業務を決定する考え方です。
例えば私の場合ではSEとしてシステム開発ができますから、スマホアプリ開発やExcelのツールなど、自分の業務の延長となる分野で副収入を得ようとするものです。
自分のスキルをベースとしているので、本業との相乗効果が期待できると思います。忙しい人はこちらが良さそうです。
水平方向の副業
今の自分が持っていないスキルを新たに習得して副業にする業務を決定する考え方です。要は違う畑に進出するということですね。
例えば私の場合ではSEしかやってきていないので、手芸でアクセサリを作って販売するとか、ライトノベルを書いてリリースするなんてことは簡単にはできません。
同じコンピュータ系のエリアだとしても、私は3Dモデリングやデザインの知識・スキルは持っていないので水平方向として扱う必要がありそうです。
こちらは新しくスキル一式を獲得する必要があるので、始めてから収入を得るまでかなりの労力をかける必要があります。
しかし、新たなスキルセットを身につけることができるので、その後の人生の選択肢としては幅を広げてくれるかもしれませんね。
一番やってはいけない副業
コンビニやファミレスでバイトとかするのはやめましょう。貴重な人生の時間を切り売りしているだけで、その後の継続的な収入増加には寄与しない可能性がとても高いです。