どうも。社畜です。
8/12 追記:【女性必見】男には不要なガン保険、女性は入っておいた方がいいを追加しました。この記事は男性向けの記事になっています。女性の場合は、がん保険だけ入ったほうがいいです。それ以外は同じですので参考にしてください。
保険を見直して固定費を大きく削減しようという話です。
私も最近、保険を見直して月4000円削減しました。今までは6200円でしたが、2200円になりました。
これで年間4.8万円削減です。
私の会社でも新人が配属になって1ヶ月くらいが過ぎようかという頃合いです。
皆様の会社はいかがでしょうか。
この時期、毎回新人たちを見ていて不憫に思うことがあります。
会社を担当している保険会社の営業から猛烈なアプローチを受けることです。
社会人になりたてで右も左もない新人に、複数社の営業担当が猛烈に営業をかけており、5割近い若手が何らかの保険を契約してきます。
この仕組みひどくないですか?
だって22歳とかの若手に医療保険とかガン保険、生命保険なんて要らないじゃないですか。
健康そのものだし、何よりも日本の初任給は驚くほど低いんで、保険料で1万円近く取られたら貯金も投資もできないですよ。
要は、馬鹿(=無知)なうちに不安にさせて契約してしまおう。
ということですよね。無知はとことん搾取されます。
納得して入ったというのは前提としてあるのはわかりますが、その更に手前の大前提として公的保険や投資の知識がない新人に「みんな入っている」とか「万が一に備えて」とか不安を煽るだけ煽って保険を契約させるわけですからね。
悪いのは、契約した新人ということになります。
前置きが長くなりましたが結論
本題です。
新人の実例で書きましたが、我々大人も知識レベルとしては大差ないですよね。
公的保険でなにでどれくらいもらえるのかわかる人少ないと思います。
だから、過剰に保険金を払ってしまいます。私もそうでした。
今回は、保険いらないから投資に回せという話です。
もちろん全ての全ての保険が要らない訳ではなく、我々が保険と聞いて想像するものが要らないということです。
(何故か真っ先に想像するものほど役に立たないという不思議)
この辺の話を知らない大人も多いので、しっかりと自分の資産を守る意味でも、無駄な保険は解約しましょう。
なお、全ての人に当てはまる訳ではないです。家庭や個人の事情がありますから、そこは各々の判断となります。
あくまでも「現時点では特に通院や要介護などになっていない、普通の(という言い方も語弊がありますが)家庭」の話です。
要らない保険
以下の保険は基本的には要らないです。
人生の中でただただ無駄な出費です。
- 医療保険
高額療養費制度により、最大月10万円の医療費にしかならない。
私は2ヶ月入院したけど250万円の治療費が月10万円*2ヶ月で20万円になった。 - ガン保険
医療保険と同じ理由。二人に一人ががんになるっていうのは80代の年寄りも含めているせい。
そもそも、がんで先進医療なんてほとんどない。
それを使うクラスのガンになった場合、かなり厳しい病状。保険で小銭が入ったくらいではどうにもならない。 - 貯蓄型保険
返戻率低すぎ。保険会社の中間マージンがえぐい。ネット証券でS&P500買ったほうが数倍いい。 - 個人年金保険
30年払い込み続けて4%の利率を得る恐ろしく低収益の投資。
やるとしても節税効果の得られる7000円上限でいい。しかも、非課税分を使い切ってからでいい。 - 終身保険
貯蓄方保険と同じ。ゴミ。 - 学資保険
20年後に4%の超低利率。 - 働けなくなった時の保険
公的保険で十分。そもそも何を想定して入っているのか。公的保険からはいくら出るか知っているのか。
どうでしょうか。我々が保険と聞いてまず想像するものが並んだと思います。
絶対に要る保険
人生を守るために、以下の保険は絶対に必要です。
公的保険のカバー範囲外です。
- 自動車保険(任意保険、特約で自転車保険もつけよう)(車両保険は要らない)
- 住宅の火災保険・地震保険
- 生命保険(掛け捨て)
どうでしょうか。損害が大きすぎるものが並びましたね。
厳密には自賠責や遺族年金などがあるのですが、昨今の発展した経済の中ではそれらだけでは全く足りないということです。
ただし、生命保険については家庭の状況でどこまで保証が必要かは異なります。
男でも女でも、子供がいて夫婦も若いうちは入った方がいいですが、共働きや子供がいないなどであればこれも不要になります。
ちなみに我が家の内訳は、
- 自動車保険:年間4万円(2台分合計)
- 地震保険:年間2万円
- 生命保険:年間2万円
火災保険は10年くらいでまとめて入ってたので除外。
こう見ると年間9万円ですね。
生命保険で言えば月額1500円くらいでしょうか。
保険をきっちりとサイジング(見直し)することの重要性
保険は大抵の場合無駄な出費になります。現在の日本においては、月5000円以上の保険料を払っている場合は高すぎると思ってもらった方が良いです。
しかも保険料のタチの悪い部分は「無駄な出費ではない」と思い込んでしまうところです。
例えばギャンブルに毎月1万円注ぎ込んでたとしたら大抵の場合「そんな無駄なことやめれば?」となると思います。
しかし、保険料が毎月1万円だとしても「いざというときに必要だもんね」みたいな感じになります。
保険料1万円は保障をつけすぎです。
もちろん、すでに年収が1000万円近くあって余裕もあるから保障を厚くというならまだわかるんですが、経験的にはお金のない人ほど無駄に保険を厚くします。
その結果として保険料払いすぎて貯金・投資ができないみたいな状況に陥ります。
収入を上げるよりも無駄をカットする方が圧倒的に手早く成果を上げることができます!
要る理由/要らない理由
日本は公的保険が世界で類を見ないほどに充実しています。
しかし、その内容について知らない人が多いのも事実です。(複雑すぎて分からないってのもあります)
医療費の上限があったり、死亡時にどんな保証が遺族に入るのか、障害が残ったらどうなるのか全部わかる人は少ないと思います。
民間保険は公的保険のカバー外のところを加入するというのが最も適した保険の使い方です。
それは例えば、
- 若いうち(預貯金の少ないうち)に大黒柱が死亡した
- 自動車/自転車で相手に大怪我をさせた
- 災害に遭った
これ以外は基本的に公的保険がカバーしてくれます。
ということで、公的保険のカバーしていない部分を民間保険で賄うのが良いと思います。
とは言っても・・・・
日本人は心配性ですからね。
どうしても保険に入らないと不安という人も多いと思います。
本来、医療保険に入って毎月5000円とかを払う行為は外出時に「靴が壊れるといけないから」という謎の心配により予備の靴を常に持ち歩こうとするようなものです。
例えばそれで毎年6万円を医療保険に払っていたとして、5年間何もなければ30万円をドブに捨てたということになります。
既に保険に入っている人が、いきなり保険を0にするのは「何となく不安」でしょうから、まずはサイジングのためにプロに相談し、保障のレベルを下げててください。
これをするだけで、年間数万円の無駄な保険料を削減できます。
私も使った以下のサービスで無料相談をしてくれます。
家や食事、車というのは生活の質に直結します。
無理して削るべき領域ではありません。
しかし、保険の見直しによる無駄な支出のカットは生活の質に悪影響を及ぼすことはありません。
大抵の場合はガン保険を解約したとしても「癌になったらどうしよう」と怯えて過ごすことにはならないからです。
むしろ保険料が浮いた分、別の領域で使えるお金が増えるので生活の質が上がります。
みんなはどれくらい保険に払っているのか
生命保険文化センターというところの調査によると、個人年金を含めた年間の平均支払額で
- 男性:23万円
- 女性:18万円
だそうです。
月2万円くらい入っている計算ですね。
公的保険の仕組みもよくわからず、発生時のインパクトも正しく評価できていない状態で「何となく不安だから」で払うには大きすぎる金額なように思います。
ということで、保険料を月5千円あたりに持ってい木、貯金や投資の額をあげましょう。
すぐに保険を見直してください。
無料なので。
なんで保険に入るのか
序盤でも少し出てきましたが、保険には貯蓄型とか投資型の保険があります。
ではなぜ、貯蓄や投資そのものではなく貯蓄「型」や投資「型」の「保険」に入るのでしょうか。
専用のものを使った方が効率が良いに決まっているじゃないですか。
野球選手にサッカーさせても効率悪いじゃないですか。
投資は投資、貯蓄は貯蓄で保険からは分離して考えないと、トータルで大損します。
どこまで行っても保険は保険。
レアケースだけど発生したら大損害を受けるものだけ入るべきです。
たまに、「保険に入っててよかった」という人がいますが、そりゃ確率論なんだから日本に1億人もいれば保険に救われる人もいて当然です。
そのたった一人の意見を聞いても価値はありません。
パチンコに対しては「どうせ損するからやるな。勝ったのはたまたまだ」という人も保険の話になると、「あって助かった人もいるから自分も入ろう」となるのが全く謎です。
それ、「パチンコであの人は勝ったから自分も勝てる!」って言ってるのと同じですよ。と。
そうして陥る保険貧乏
保険料が月々高額なおかげで、30年で3%の利率を得るために年間5%のローン返済を遅らせてせっせと保険に支払っていませんか?
どうしても不安なら
まずは保険を見直して、公的保険とうまく組み合わせて月々の支払いを減らしましょう。
無料の相談で年間の大きなリターンを得ることが期待できますよ!
最も重要なことは
保険は不要だ何だと色々書いてきましたが、最も重要なのは「自分のライフスタイルにあった保険を選ぶこと」です。
人によっては、自身の経験から「これには備えておきたい」というのがあると思います。
そういったところを無理に外して、「リスクが顕在化したらどうしよう」と不安になって夜も眠れないなんていうのは本末転倒です。
保険に入るときに最も大事なことを2点書きます。以下の2点のいずれかを満たした場合だけそれぞれの民間保険に入ることをお勧めします。
- 身内で実際にリスクが顕在化(いわゆるガン家系など)していて、闘病なども見ておりとにかく不安。
- (例えば怪我で働けなくなった時)公的保険で受けられる保障を全て知っていて人に説明もできる。そこまで理解した上で、まだ保障が足りないことも説明できる。
要は「何となく不安だから」で入る保険は基本的にいらないですよというお話でした。
食費や電気代を節約するよりも、要らない保障を外した方が生活の質を落とさずにキャッシュフローを改善できますし、効果も大きいのでお勧めです。