こんにちは!社畜です。
前回の記事で、「20代30代におすすめの預金と投資の割合」として最低30万円程度のキャッシュがあればとりあえず十分という話をしました。
代わりに投資にガンガン回しましょうという内容でしたね。
収入が減った・途絶えたという場面に陥ったら30万円で凌ぎつつ、それでも足りなければ投資分から切り崩していこうという話でした。
今回の話はそれを補完する内容です。
こちらの記事は若者だけでなく、家庭を持つ親世代にも幅広くお勧めのリスク対策です。
先に結論
本当の想定外に備えるために、カードローンを1枚持っておくと安心できます。
そして、カードローンはたまーに使うことで極度額を上げることができます。
時間をかけてカードローンの信頼を得て極度額をあげておき、本当の緊急時に300万円くらいはいつでも借りられるようにしておくと、コロナの様な本当のピンチでもいきなり窮地に陥ることを防げます。
大事なのは、普段の消費でカードローンを使うのは厳禁ということです。
ただ借金まみれになります。
適当に1万円とかを借りて翌日に返すみたいなことを定期的に繰り返しておき、タイミングを見計らって極度額の増額を依頼してみましょう。
年利が10%あっても、1日で返せば利息は数円程度です。顧客としての信頼を積み重ねましょう。
更に大事なのは、不況に陥ったり収入が減ったタイミングになってからではローンなどの借金はできないということです。
調子のいい時になる早でカードローンを作っておきましょう。
理由はわからないのですが、カードローンは極度額が高いほど金利が下がる傾向にありますから、なるべく極度額をあげたいですね。
可能であれば、アコムなどの消費者金融などではなく銀行系のカードローンの方が金利が低い傾向にあるようです。
最終的にはキャッシュの厚みが命運を握っている
経済が順調に回っているときはあまり考慮しない人が多いのですが、様々なローン(車や家や奨学金など)は数回滞納すると猛烈な取り立てに遭遇する事になります。
取立てといっても、怖い人が取りに来るなんて生やさしいものではありません。
信用情報に事故を記録された上で、容赦無く競売や差し押さえなどを「法律に則って」実行してきます。
こうなると数十年単位でローンなどは組めなくなりますし、賃貸ですら借りづらくなるという窮地に陥ります。
残念ながら、日本では一度転げ落ちると這い上がることは難しい社会構造になってしまいました。
つまり、何がなんでも月々の支払いは履行しないといけないということです。
いきなり仕事をクビになろうが介護で働けなくなろうが関係ありません。
といった時に考えないといけないのが、
何で備えるか
ということです。
しかし、起こる確率の低いこれらに怯えてキャッシュを厚くしてしまうと、投資が疎かになってしまい、今度は老後や生活の余裕というものがなくなってしまうというジレンマに陥ります。
3段階で備えるが・・・
ではどのように備えるのが良いでしょうか。
「20代30代におすすめの預金と投資の割合」で書いた通り、若者は基本的に積極的に投資してキャッシュは少なめで構いません。
若いうちは怪我や介護、リストラなどに遭うリスクは相対的に低いからです。
とはいえ可能性は0ではありませんから、なんらかで備えておきたいところ。
更に、家庭を持つ親などは若くなくても守らないといけない部分が大きいですから、何らかの備えはしたいものでしょう。
通常は3段階で備えます。
- キャッシュ(30万円程度)
- 各種保険(医療、就業不能など)
- 投資(できるだけ多く)
何らかの不幸により収入が減ったり途絶えた場合、まずは手元のキャッシュで直近を凌ぎます。
その後、症状や状況に応じて各種保険に助けてもらいましょう。
それでも足りない場合は、積極的に行っていた投資から売却によりキャッシュを生み出しましょう。
しかし、人生は意外な程に容易く転落してしまいます。
あるとき急にそこそこ大きな額のキャッシュが必要になることがあるかもしれません。
しかし、起こるかどうか分からないことにあまり大きな額を払いたくない/準備したくない。
例:就業不能に備えて見舞金を大きくしたら保険金が高額になった。自然災害などで急に家の一部を修理しなくいけなくなったが、不況で収入が下がっており新規のローンが通らない。
ここでメインテーマのカードローンが出てきます。
最後のセーフティネットとして持っておくと安心のカードローン
カードローンとは、簡単にいえばレイクとかアコムのあの感じです。
カードローンってなんとなく怖いと思っていませんか?
その辺の誤解は日本人特有のマネーリテラシーの低さから来ています。
安全に使えば最強のカードです。
だって、あのカード一枚でいつでも500万円とか借りられるんですよ。すごくないですか?
そんな商品他にありますか?
極端な話、今無職だとしても前に契約していれば500万円まで借りられます。
という話です。
ということで結論です。
キャッシュや保険、投資などで多層に渡って急な出費や収入減に備えていたとしてもカバーしきれない領域が発生してしまうことが予想されます。
これらに臨時的に対応するためにカードローンを1枚持っておくと安心です。
そういうお話です。
収入が減ってからではローン審査は通りませんから、経済的に元気なうちに審査をクリアしておくようにしましょう。
私は銀行系のカードローンで極度額500万円のカードローンを所持しています。
金利は年利3.8%です。
これも最初は200万円でしたが、1万円を何度か借りたり返したりを繰り返して500万円まで上げました。
どうでしょうか?この年利であれば、本当のいざという時のために1枚くらい持っていても良さそうではないでしょうか?
圧倒的注意事項
とはいっても注意事項は幾つかあります。
- 極度額が上がらないからといって100万円のカードを複数持たない
今後の審査に重大な影響を及ぼす可能性があります。ただの多重債務者候補にみなされてしまいます。
また、極度額が低いと金利が高いので使用時の損失が大きくなります。 - 絶対に普段使いしない
ただの借金です。 - 不景気や収入が下がる前に契約しておく
この辺に注意し、金利を3%代まで持っていくことができれば立派な最終安全装置の完成です。
ここまでくると、年利5%で運用している投資信託を解約するよりも、一時的なものであればカードローンで借りたほうが損失額は低いなんて状態に持っていけます。
ご参考になれば。