どうも社畜です。
コロナ禍とYoutubeブームにより、投資に挑戦する若者が急増しています。
たしかに、登録者数400万人を誇る芸人Youtuber中田敦彦さんは数十回に渡りお金に関する内容を発信しており、人気コンテンツとなっているようです。
また、近年は仮想通貨投資で億り人(Macで変換できてびっくりしました)などの言葉も出てきており、特に若者に人気があるようです。
今回は投資初心者やこれから始める方向けに、投資ブームについて説明します。
また、投資を始めるタイミングについても説明します。
そして、友人がどっぷりハマって破産したので、仮想通貨投資は危ないよと言う警鐘も今一度。
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先に結論
- 投資ブームは今後も加速必須
- 国内の現金・預金残高は過去最高を達成
- 今後はこの膨大な国内キャッシュが投資にも回り始めるか
- 投資を始めるなら今すぐに
投資ブームが更に加速
投資ブームが加速しています。それは日本証券業協会のレポートでも明らかです。
以下の画像は「NISA口座開設・利用状況調査結果(2020年12月31日現在)について【速報版】」からの引用です。
注目すべきは、2014年と2020年です。
2021年の急激な増加は、マネーリテラシーの高い層(つまり、富裕層)が制度の魅力に気づいて一気に解説したものと考えられます。
その後2017年,2019年は年20万口座ほどの増加。積み立てNISAの始まった2018年はNISA口座も40万口座増加しています。
2020年の増加割合に注目します。
NISA口座では新制度などが始まったわけでは無いですが、年間で40万口座増加しています。(ジュニアNISAの改訂やNISAの制度改善は決定しました)
特に積み立てNISAです。制度開始の2018年から2019年末までは3ヶ月ごとに10万口座だったのが、2020年では3ヶ月ごとに20万口座増えており、前年の倍のペースでの開設です。
コロナ禍の巣篭もり需要でYoutubeなどの動画配信サービスが隆盛を極めたタイミングで、多くの投資チャンネルが重要性を説いていることを発見し参画した人が増えたと思われます。
もちろん老後2000万円問題なども大きな影響があるでしょう。
とにかく、世間的には預貯金から投資へのシフトが起こっているのは確実です。
現金・預金残高が過去最高を記録
しかし、国内ではまだまだ現金・預金が圧倒的に強いことを日銀が報告しました。
その額はなんと1056兆円!!前年比4.8%増だそうです。
また、投資方面では株式が0.7%増、投資信託が5.1%増とのこと。
これは株高により残高が増えた可能性の方が高いとのこと。
今後はこの膨大なキャッシュが投資に流れてくることになる可能性があります。
老後2000万円問題に端を発して、年配の人にも投資意欲が起こりつつあるためです。
(年配といっても、40代50代60代です)
また、今の現役世代は投資意欲が高いわけですから、我々以下世代も投資意欲は高い状態が続くと思います。
これは世間を見れば明らかで、我々は親の影響で貯金が大好きです。貯金信仰のある親は、祖父母からそのように教わっているためです。
親子3代くらいは受け継がれるようですね。今現在、4世代目も貯金で行く家庭も多いようですから、影響は更に後年に続きそうですね。
と言うことで、我々より上の世代も投資を始めますし、我々より下の世代も投資を始めます。
と言うことは国内の投資市場には今後更にキャッシュが集まることが予想されますから、キャッシュ量は拡大の一途を辿りそうです。
キャッシュの量が上がれば銘柄が買われて価格が上がると言うことです。
人口減少などの悲観的なニュースも多いですが、それでも1億以上の人口がある先進国は世界に数国しかありません。
日本にはまだまだ底力がありますから、経済の面では強い状況が続くと思います。
今から積み立てを開始していいのか
投資の第一歩はNISAやIDECOの国が用意した制度です。
まずは口座開設をして準備しましょう。
問題は、いつから始めかです。
株高の今、FOMCのテーパリング議論も始まりそうな状況で投資を始めると、下落でいきなり含み損を抱えてしまう危険性があります。
しかしNISAやiDecoの場合、一切心配ありません。
なぜなら、上記は時間を味方につける投資なので、1年後に価格が半分になったなんて言うのは全く問題ありません。
むしろ下落時は買い時が来たと全力で買いに走るべき場面です。
積み立てた額よりも、積み立てた期間が重要です。
そして、今買った投信は20年後には倍近くになっていますから、短期的に見たら高値掴みに見えるかもしれませんが、結果的に見れば安値で買っていたと言うことになります!
また先述の通り、今後は巨額のキャッシュが投資に流れてくる可能性が高いです。少なくとも貯金から投資へのシフトを国全体で進めている状況です。
今後投資マネーが増えてくれば必然的に価格は上昇していきますから、緩やかな上昇基調をたどっていくと思われます。
と言うことで、いますぐNISAを開始しましょう!!
※注意すべきは、NISAが満期を迎えたタイミンングでの暴落のみです。ただしそれは10年後や20年後なので予想はできません。
個別株投資は慎重に決めないといけませんが、NNISAであればSP500や新興国株に入れておけば基本的には間違い無いでしょう。
※投資は自己責任で!
逆に言うと、今一括でSP500などの米株式市場に大金を突っ込むのは短期的には含み損を抱える可能性がありますね。
大金を突っ込む場合は、もう少し米市場の動向を見てみたほうが安心かもしれません。少なくとも9月、10月には方針が見えるのではないでしょうか。
ただし、米FOMCも頻繁に方向性を変えるので、何とも難しいところ・・・